~ヘルスデーニュース2016.7.28~
地中海食は、たとえ脂肪分が高くても、乳がん、糖尿病、心疾患の予防に有効であることが、新たなレビュー(ミネソタ大学)で明らかにされた。1件の大規模研究では、地中海食により心筋梗塞、脳卒中、糖尿病のリスクが30%低減し、乳がんリスクは50%以上低減することが示された。米ワシントン大学のConnie Diekman氏は、この知見は単独の食品や栄養素ではなく、全体的な食事パターンが健康の鍵であることを再認識させてくれるものだと指摘する。地中海食の定義は、飽和脂肪に対して一価不飽和脂肪の比率が高い(たとえばオリーブ油が多く動物性脂肪が少ない)、果物と野菜を多量に摂取、マメ科植物(種子類、豆類)を多量に摂取、穀物やシリアルを多量に摂取、赤ワインを適量摂取、乳製品を適量摂取、肉および肉製品の摂取が少なく魚の摂取が比較的多い、という7つの要素のうち2つ以上を満たすものとし、健康的な脂肪分の摂取については制限しなかった。「地中海食を実践する場合は、まず、料理にはオリーブ油かキャノーラ油のみを使用することから始めるとよい、鶏肉と魚を多く食べ、赤肉を減らし、ポテトチップスの代わりにナッツ類を食べるようにするとよい」と付け加えている。野菜を増やし、シリアル、サラダ、さらには肉にも果物をトッピングすることを勧めている。次に、肉料理に豆類を追加したり、肉を豆類に置き換えたりするとよいという。

地中海食はたとえ高脂肪でも健康によい(2016.7.28配信)