英ケンブリッジ大学が発表した論文によると、人間の脳の発達は一生のうちに5つのはっきりと異なる段階を経るという。そして、各段階を区切る4つの転換点が、9、32、66、83歳頃に訪れる。つまり、これら4つの時期が節目となり、脳が自らを再配線する仕方が変わるのだ。
0歳から90歳までの人々のデータを分析することで、脳の伝達経路の強化や安定化、そして劣化が、法則性をもって起こっていると明らかになった。この法則性は、なぜ特定の精神的な健康問題が人生の決まった時期に起こりやすいのかを理解する助けとなり、認知能力を評価する際の指標にもなるかもしれない。
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