~AFP通信2017.9.15~
世界では5歳未満の乳幼児が死亡するケースが減少し、より多くが長生きするようになっているが、昨年の世界の死者5人に1人は、栄養や不健康な食事に関連する問題で死亡していたことが分かった。2016年の死者約75%は非感染性疾患が原因で死亡した。血流に問題が生じる心臓病で亡くなった人の数が最も多く、950万人に上った。10年前と比較すると20%増となった。もう一つの「生活習慣病」である糖尿病の死者数は同30%以上の増加を示し140万人となった。健康に関する世界的な調査は、米ワシントン大学保健指標評価研究所が主導し、専門家2500人が関わった。研究論文は、2016年に死亡した人の5人に1人は、栄養不良と不健康な食生活に関連していたと指摘している。後者は主に富裕国での問題だ。研究者らは「栄養不良のあらゆる形態のうち、貧しい食生活、とりわけ健康的な食べ物の摂取が少ないことが、死亡率の主な危険因子となっている」と説明している。昨年の世界平均寿命は、女性が75.3歳、男性は70歳近くだった。日本人の平均寿命は昨年男女とも80歳を超えた。
http://www.afpbb.com/articles/-/3143039
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